親から、動物看護を猛反対され、結局“人間を看る看護師”への道を選んだ私。
…正直、「なんとなく決めてしまった」進路
そんな私は、看護師になることを夢見て、真っ直ぐ突き進んできた同級生たちとは明らかに違っていました。
彼女たちのキラキラした眼差しに、どこか居心地の悪さを感じていたし
最初はなんとなく一緒にいた子たちとも、だんだん距離ができてきました。

なぜなら高校のときのように、同じ目線で話せる人がなかなかいなかったし。
「今できたチームで団結しよう!」「一致団結で乗り越えよう!」
――そんな“変な一体感”にも、正直、馴染めませんでした。
それでも、なんとなくいる事ができた一つのグループに、なんとなくいました。
だけど、それで全部うまくいくわけじゃない。
そんな志だから、成績はほぼ落第点。
何度も職員室に呼び出され、「やる気はあるのか?」と怒られる日々。
「髪が茶色すぎる」
「髪を束ねるゴムの色が緑なんて非常識」
そんなことを毎回、実習のたびに聞かされ、
もう、うんざりでした
辞めたいと思ったことは数えきれないほどあったけど、
その時に限って、彼(元夫となる人)が
「自分は中学校を中退して、ものすごく後悔したから、絶対にやめるな!」
というのです。
だから、私は看護学校を辞めずにただただ、業務的に通っていたのでした。

身なりで怒られ、成績はほぼ最下位、辞めたくても辞められないこの状況。
どんよりの看護学校生活
さて、けど実はこの後思いもよらぬ転機が訪れます!
自分でもびっくりです!!!!!
次回へ続く